【正解なんてない】3歳から公文をはじめて中学受験もした私が子どもたちには早期教育していない理由。
こんにちは、かおりです。
タイトルの通り、私は3歳前から公文式をはじめて小4から塾に行って中学受験をしました。
中学受験したというと、さぞかしご自身も教育熱心なんでしょう?と言われることがあるんですが全然そんなことないです。
お勉強系の習い事や家庭学習はほとんどしていなくて(子どもが希望したときにドリルを買い与えるくらい)、習いごとは上の子がやっているスイミングだけ。
息子の希望ではじめたので、親がやらせたかったというわけではありません。
教育って子どもにとってはすごく大切だし、特に小さい頃はどんな教育を受けさせるのかが親の判断に委ねられていることも多いからすごく悩みました。
私とは正反対な環境で育った夫と話し合ってみて、お互いの子どもに対する教育に関して意見がある程度一致していたので、わが家はいわゆる早期教育みたいなことはしていません。
▽就学前に力を入れたいこと
まず親の役割ってなんなのか?って話になったときに私たちは「子どもたちが全人的に自立できるようサポートすること」という意見で一致しました。
身体的にも精神的にも社会的にも自立した存在になるために必要な力を親として授けてあげたい、そう思っています。
そのため、就学前は勉強よりも子どもの興味があることをメインに五感を育てるような関わりに時間を使いたいと考えていて、これは脳がまだまだ未熟な今だからこそ出来ることだと思っているのでお勉強よりもこちらを優先に。
息子は虫捕りやレゴ・LaQなどのブロック遊びが大好き。
娘はプリンセスごっこや、ゆっくりお散歩しながらお花を眺めるのが大好き。
それぞれの今大好きなことを、とことんやりきれるように努力しています。
また感情の育成もすごく大切だと思っているので、脳科学的な勉強もいろいろして子どもたちに実践してきました。
(私自身の課題でもあったので)
こちらについてはまた別の記事で詳しく書きたいです。
ありがたいことに通っている保育園も同じような教育方針で、学習の時間はほとんどないけれど自然の中でのびのびと身体をつかって遊ばせてくれるし、子どもたちの意思を尊重して彼らのやりたいことをいつもサポートしてくれています。
▽やらされた感は自立を妨げる
早期教育のおかげで小学校では優等生で通っていた私も、中学受験をして進学校に入学してからは全然勉強についていけなくなりあっという間に落ちこぼれに。(主要5科目の成績がすべてみたいな学校だったのでキツかったです…)
勉強が楽しいと思ってやっていたわけではなく、公文も中学受験もどこか「親にやらされている感」があったので、ついていけなくなった瞬間にやる気がZERO〜になってしまいました。
もともと親にやらされている(と思っている)から自立した勉強習慣も付いていなくて中高時代はすごく苦労しました…
今ならすべて自分自身が選択した結果であるとわかるわけですが、子どもにはそんなことまだわかりませんしね。
うちの親はなんでも自分たちで決めてしまうタイプだったので、私はいろんな面で自立はかなり遅い方だったと思っています。
反対に親が何にも口出しをしなかったという夫は学生時代からしっかりしていて、何でも親頼みの自分が恥ずかしくなった記憶があります。
子どもだからといって何でも親が決める・与えるを繰り返していると思わぬところで子どもが苦労する場合もあるので、わが家は日常の些細な事柄ですがなるべく子どもたちに自分で決めてもらうように。
子どもたちが「こんな勉強してみたい」といってきたらそれをサポートしますが強制はしていません。
▽やっぱり肯定が大切だと思う
子どもを肯定することの効果は別の記事で書いているとおりなのですが、私は親にあまり褒められた記憶がありません。
愛されていなかったというわけではないけれど、頑張っても頑張っても褒められなかったイメージ。
テストでいい点を取ったら褒めてもらえるけれど、それ以外は特に…
そのせいかわかりませんが、自己肯定感めちゃくちゃ低いタイプです。
一方で息子は保育園の先生から太鼓判を押されるほどの自己肯定感の高さ。
意識して子どもを肯定してきたことの成果が出ているのだと思いたいですし、これから就学してなにかと結果で判断されがちな状況になっても親だけはどんなときでも子どもをまるごと肯定してあげられる存在でいたいです。
キャパ激狭な私は、たぶん早くからお勉強系のこととかをやらせていたら自分が子育てで大切にしておきたいことに上手く時間を使えなかったと思います。
子どもにどんな教育をどんなタイミングで受けさせるかって本当に難しい…
わが家のこの選択が吉とでるか凶とでるかは誰にもわかりません。
私は究極、子どもたちがしあわせだな〜って思って生きててくれればもうそれでいいと思っています。
これ言ったら元も子もないんですが、医療従事者なので心身共に健康に生きてるだけで素晴らしいことだと考えてます。
子どもたちがこれからどんなふうに成長していくのか?ハラハラドキドキしながら見守っていきたいです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました!